アフロディテと子猫に乾杯

愛しいものにはできるだけキスしたい

féerique な桜並木


昨日は放課後、クラスのアジア人勢と一緒に桜を見に行ってきました。日本の友人たちがことごとくSNSに桜を載せているのを見て羨ましがっていたので、すごく嬉しかったです。願望は口に出してみるものですね!





どうです、これ!!
日本に負けず劣らず素敵な桜並木!!!
フランスにもこんなところがあるなんて〜

Très jolie, très mignon, et très féerique...
みんなそんなことを言っていました。
jolieは綺麗、mignonはかわいい、féeriqueは少し説明するのが難しい…けれどあえて言うなら、 "fée"がフランス語で妖精という意味で、féerique は「おとぎ話のように美しい」みたいな意味。

今どきの日本語で例えると「ゆめかわいい」みたいな感じかな、ちがうかな。笑




そもそもそんな意味の単語があるフランス語に感動したのですが、そういえば語学を勉強していて、フランス語…というかフランス人に感動したエピソードを思い出しました。少し話させてください。



英語でbe動詞を覚えた後に、どんな動詞を教わりましたか?speak、study、have…など、実用的なものを教わったと思います。私もそうですし、ほかの友人たちもそうでした。もちろん、そのあと会話に繋がるように実用的な言葉を覚えるのは大切ですからね。
しかし、わたしは大学に入学して、初めてフランス人の先生にフランス語を教わった時、be動詞にあたる être と、フランス語では同じくらい必要な avoir を覚えた後は、aimer(愛する) と、 rêver(夢を見る) という単語を教わりました。あの時は「えぇ〜オシャレ〜!なんかフランスっぽい〜!」くらいにしか思わなかったのですが、もっと会話で使いそうな単語より、「意味が素敵な」単語を教えてくれたロマンチックなフランス人の先生に、フランス人精神を感じるなぁ、と今になって思います。フランス人精神ってどんな精神だってはなしですけどね。綺麗な言葉を使って、綺麗なものを愛でるのは素敵なことだなぁ、と改めて思いました。





おまけ。
最近フランス人の方と結婚した中国人の友人の新居にお邪魔した時にいた猫ちゃん。うさちゃんもいました。

名前を聞いてみたら、なんとキティーちゃん!人懐こくて可愛かったです。