アフロディテと子猫に乾杯

愛しいものにはできるだけキスしたい

二日酔いのヨーグルト



少し前の写真。普段見ている時計台とは別の角度で、うわぁ〜!綺麗!ってなったから撮ったのだけれど、案外写真にするとそうでもないね。写真の方がバエする景色もあれば、生で見ないと良さがちっとも伝わらない景色もある。自分の街の景色って、たぶん視覚的な要素だけじゃなくて、匂いだとか話し声だとかアコーディオンの演奏だとかも含めて「自分の街」だから、わたしの写真技術ではそれを表現できないのかなぁと思いました。匂いとか触感まで伝えるような写真を撮れる人間にいずれなりたいです。






話は変わって、先週の土曜は友達とスペイン料理パーティをしていました。パエリヤ作って、ハモンとオリーブを買って、スペイン産ワインで乾杯…!





写真は、本場スペインで食べたものたち。
スペイン料理すごく舌に合うし、フランスに比べて外食費も安いから、スペインに住んでたら毎日のように外食しちゃいそうだなぁと思ったり。



まぁそんなスペイン料理ファンだから、当然のようにテンション上がって、馬鹿みたいに食べて馬鹿みたいに飲んで、気づいたら立派な酔っ払いになっていました。

お酒飲むとき、水を全然飲まないからすーぐ二日酔いになっちゃうんだよね。友達に注意はされるけど、なんとなく飲みたくないの。酔って体調悪くなっても、誰かに介抱してもらえるからいいや、っていう甘えだよね。気持ちよく酔って、体調悪くなって、優しく、時には厳しく介抱してもらうまでがセット。まだしたことないけど、1人でお酒を飲むってなったら絶対に水もきちんと飲むでしょう。そういうおんなだ。わたしと友達でいてくれる全ての人に感謝したい。




目が覚めたら日曜日の朝。二日酔いで頭ガンガンしているのに友達に起こされ、スーパーへ引きずられていきました。今回は厳しい方だね。なんなら介抱もされなかったしね。してよ。
ここはフランス、日曜は基本的に午前でスーパーが閉まってしまいます。日本の24時間365日コンビニ営業に慣れていると、ちょっと不便。だって、二日酔いで頭痛いのに、午前中に起きて買い物行かないと何も買いに行けなくなっちゃうからね。




二日酔いの身体がスーパーを歩くと、ひたすら冷たいものや爽やかなものを欲する。そこで、いつもわたしが手に取ってしまうのは、ヨーグルト。もともとチーズ以外の乳製品があまり好きではない上に、カップに入ったプリンとかババロアとかああいう系統一切好きじゃないのに、なぜか爽やか欲を満たすために気づいたらヨーグルトを購入していました。
果物のジャムが入っていて、4個セットのヨーグルト。未だにひとつも手をつけられずに、冷蔵庫に放置されています。このまま賞味期限ギリギリまで放置されるんだろうなぁ、そういえば前も勢いで買って賞味期限ギリギリまで放置したヨーグルトがあったなぁ、と考えたところで思い出しました。前回のヨーグルト購入時も、二日酔い状態で買いに行っていたこと……





夜になるとマイナスな考えが浮かんでしまうように、二日酔いになると、本来なら食べたくないものまで買ってしまうようです。わたしだけかもしれないです。せっかくなのでお昼のデザートにでもヨーグルトを食べてみたいと思います。